【コロナ禍の大学生のアルバイト事情2021】憧れていたカフェ店員に! 出会いはあるの?

2021.03.28

始めたきっかけやシフトの入り方、やりがいや工夫している点、大変だった点はどこにある? 実際に働いている人に聞いてみました!

コーヒーチェーン店のアルバイト事情

小山里帆さん(仮名)

(大学4年生)

バイト歴:3年

時給:1100円

月収:約12万円

バイト頻度:週3~4回。1回につき約8時間労働

憧れてたお店のスタッフに。対人スキルが上がった!

「今、バイトをしているコーヒーチェーン店は高校生の頃から大好きなお店だったんです。通ううちにバリスタさんとも仲よくなって、さらに憧れが高じ、大学生になったタイミングで働き始めました。また昇給制度があって、レベルに応じて時給が上がっていくのも魅力でした。最初は時給800円台からスタート。さまざまな試験を受けて、3年たった現在は、1100円までアップ。シフトに入っている時間帯の、責任者的な立場も任されるようになっていてやりがいがあります。若い後輩が次々と入ってくるお店でもあるので、"人に何かを教える""何かを伝える"力も身についた気が。コロナ禍の今、時短営業で収入が激減したのは痛いものの、逆に『貯金できる時期かも』と発想を転換。浪費を減らし、将来の海外留学のためにお金を貯めています」

バイトにも研修制度がある。大変ながら接客を学べる!

コーヒーチェーン店のアルバイト事情のイラスト1

「待遇はアルバイトですが、接客についてはしっかりしたトレーニング制度があります。タブレットを使いながら、社員の方からみっちりと指導を受けるのが基本。お店でも、最初の約2か月間は先輩と二人一組になり、接客や働き方を教えてもらいます。おかげでバイトを始める前は人見知りな性格だった私も、社会的なマナーを学び、人と楽しく話せるようになりました!」

お礼のメモをもらうなど小さな交流がうれしい♡

コーヒーチェーン店のアルバイト事情のイラスト2

「私が働いているのは、大きな駅から少し離れた場所にあるお店。お客様も地元で長く暮らしている方が多く、お年寄りから若者まで、年齢を問わずにフレンドリーなのが特徴。ある日、リクルートスーツを着ている就活生とおぼしき方へ、カップに励ましのメッセージを添えたら、レシートの裏にお礼のメモ書きが! こういう交流が、働くモチベーションにつながります」

バイト同士の連帯が強く恋愛に発展する率も高い

コーヒーチェーン店のアルバイト事情のイラスト3

「アルバイトは同世代が多く、接客やコーヒー提供のマニュアルを覚えるうちに、連帯感が生まれます! チェーン店ゆえ他店舗の人とのつながりも強く、学外の友達や先輩&後輩など知り合いが増えました。コロナ禍で授業がない今も、バイト先の人と会えるのは大きな息抜きに。もちろん恋愛も♡ 私自身、かつて同じ店の先輩に惹かれ、つき合った経験があります(笑)」

新作レシピが次々と出る店。何げに覚えるのが大変!

コーヒーチェーン店のアルバイト事情のイラスト4

「バイトして初めて知ったのですが、実は2週間に1度のペースで新作が登場する店でした(笑)。あっという間に次の商品が出てくるので、そのつど、新たなレシピや名前を覚えるのが大変! おかげでコーヒーの知識はだいぶ増えたかも。ただしバイトのなかでの昇給テストもあり、いつも何かを暗記したり、準備に追われてる……みたいな気持ちになることも(汗)」

※アンケートは2021年2月1日~9日、non-no LINE会員に調査、316人が回答。

2021年5月号掲載
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