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岩井なな
2026.07.05
星野リゾートのホテルブランドの中でも、“おも”しろい仕掛けがたっぷりのファシリティとアクティビティ、街なかに位置するアクセスのよさ、親しみやすい価格帯で多くの人に支持されるOMOブランド。

第1弾の記事では、「OMO5沖縄那覇 by 星野リゾート」の女子旅におすすめしたかわいくて楽しい客室とおすすめの夜の過ごし方をご紹介しました。
記事はこちら👇
【OMO5沖縄那覇 by 星野リゾート】女子旅にぴったりの客室&おすすめの夜の過ごし方をご紹介(Vol.1)

この滞在では、地元の名店を巡りながら学びを深め、地元グルメを堪能できる市場ツアーも体験。その内容の一部をご紹介します。
梅雨明けが発表された沖縄。これから訪れようという人は、ぜひアクテビティの観点から宿泊先選びの参考にしてみてください。

「OMO5沖縄那覇 by 星野リゾート」の宿泊者だけが参加できるアクティビティのひとつ『市場まーさんぽ』。沖縄弁で“おいしい”を意味する「まーさん」と“散歩”を組み合わせたネーミングで、その名の通り、那覇の市場を歩きながら沖縄ならではの食文化に触れられる人気ツアーです。
開催期間は6月1日から10月31日まで。毎朝10時から予約制で実施されています。最少催行人数は1名から。今回は一人旅でしたが、思い切って予約してみました!
参加料金は1人1,000円。支払いは現金のほか、クレジットカードや交通系電子マネーなどにも対応しています。

集合場所は1階ロビーラウンジ「OMOベース」。出発前には、希望者にペットボトルの水と日傘の貸し出しがあり、厳しい暑さの中でも安心して出発できました。

この日の参加者は私を含めて4名。地域の魅力を知り尽くした「OMOレンジャー(ホテルスタッフ)」がガイドを務め、市場の見どころや地元ならではの豆知識を交えながら案内してくれました。

まずは、沖縄の台所とも呼ばれ、80を超える専門店が軒を連ねる「那覇市第一牧志公設市場」へ。
沖縄は大好きで何度か訪れていますが、市場はディープエリアというイメージが強く、これまで足を踏み入れたことがありませんでした。が、気になっていたので嬉しい!

那覇市第一牧志公設市場は、1階に鮮魚店や精肉店、惣菜店などが並び、2階には食堂が集まっています。1階で購入した食材を2階の食堂で好みの調理法に仕上げてもらい、その場で味わえる「持ち上げシステム」も市場ならではの楽しみ方です。
最初に訪れたのは、ジーマーミ豆腐一筋で50年以上続く老舗「はま食品」。
ジーマーミ豆腐は、落花生から作られる沖縄の郷土料理。もちもちとした食感と、落花生のやさしい風味が特徴で、甘じょっぱいタレとの相性も抜群です。

「はま食品」のジーマーミ豆腐は、昔ながらの製法を大切にしながら、一つひとつ丁寧に作られています。
落花生から作った生地を鍋で練り上げる工程は特に職人の腕の見せどころ。焦げる直前が最も甘さが引き出されるそうで、焦がさないよう、混ぜる手の感触で生地の状態や温度を見極めているのだそうです。

ツアーでは特別に試食も用意されています。数時間前にできたばかりのジーマーミ豆腐は、もっちもちの弾力と落花生の豊かな風味が際立ち、どこかフレッシュなおいしさ。
時間が経つにつれて風味や食感が変化していくことも教えていただき、学び多い時間になりました。

続いて訪れたのは、「かねこ蒲鉾店」。
実は沖縄では、かまぼこはお祝いの日や年中行事に欠かせない存在。お正月や旧盆、清明祭(シーミー)など、家族や親戚が集まる食卓には大きなかまぼこが並び、昔からハレの日を彩る料理として親しまれてきたそうです。

「かねこ蒲鉾店」のかまぼこのの中でも鮮やかな赤色のかまぼこは、一本一本ハケで色づけされる手作り。どこか温かみのある美しさを持っています。

この赤いかまぼこと、たまご色のかまぼこを合わせて「紅白かまぼこ」と呼ぶのだそう。一方で、白いかまぼこは法事など弔事で用いられることが多く、お祝いの席では避けられるのが沖縄ならではの習わしなのだとか。


私が拠点のひとつとする富山で親しまれるかまぼこは、ぷるんとしっかりとした弾力があります。沖縄のかまぼこはふんわりとやわらかく、魚のうま味がやさしく広がる素朴なおいしさが印象的でした。

那覇市第一牧志公設市場を出てすぐの場所にある「松本商店」は、かつお節の製造・販売を行うお店です。
実は那覇市は、かつお節の年間購入量・購入金額ともに全国トップクラス。沖縄そばやチャンプルーなぢ沖縄の家庭料理にはかつおだしが欠かせません。

また沖縄には、「医食同源(ぬちぐすい)」という、食べ物を“命の薬”と考える食文化が根付いています。その代表的な家庭の味が、たっぷりのかつお節に熱々の味噌汁を注いでいただく「カチユー」。風邪をひいたときや、なんとなく元気が出ないときに飲まれる、沖縄ならではの滋味深い一杯です。

この市場ツアーでは、かつお節を削る体験にも挑戦。削ったばかりのかつお節をそのまま味噌汁に入れていただくと、豊かな香りに癒されました。かつお節をたっぷり加えることで、まるで“食べる味噌汁”のような満足感も。

おすすめしていただいた梅干しを加えると酸味がアクセントになってさらにおいしくなりました。自宅でもぜひ試してみたいです!

市場周辺をあとにして少し歩くと、イートインスペースを併設したサーターアンダギー専門店「琉宮(ryugu)」に到着。
ここでいただいたのは、「ぜんざい」です。「ぜんざい」と聞くと、温かい小豆とお餅を思い浮かべる人も多いはず。しかし、沖縄のぜんざいはひと味違います。甘く煮た豆ともちもちのお団子の上に、ふわふわのかき氷と黒糖シロップをかけた、暑い沖縄ならではのひんやりスイーツなんです。

私も以、沖縄で地元の方が「暑い〜、ぜんざい食べたい!」と話しているのを耳にして驚いたことがありました。

「琉宮(ryugu)」のぜんざいには、金時豆、おしむぎ、緑豆などがたっぷり入っていて、さまざまな食感と味わいが楽しめます。
黒糖のやさしいコクが全体をまとめてくれ流だけでなく、黒糖にはミネラルが豊富に含まれているため、汗をたっぷりかいた身体にもぴったり。

ぜんざいとの出会いは衝撃的ですが、新たにお気に入りの沖縄スイーツを知れてラッキーでした。
サーターアンダーギーも種類豊富でとても美味しそうだったので、またの機会に必ず立ち寄りたいお店です。

市場ツアーでは、街歩きの途中で沖縄ならではの食文化や風景にもたくさん出会えました。

沖縄の伝統菓子「ムーチー」は、もち粉やもち米の粉を練って蒸し、月桃(げっとう・サンニン)の葉で包んだお餅です。その香りの決め手となる月桃は、街なかのあちこちに植えられていました。

街角では、沖縄で“幸せを呼ぶ木”とされている「ガジュマル」の姿も。公園だけでなく、学校や病院などにも植えられていることが多く、力強く伸びる幹や独特の木肌は思わず写真を撮りたくなる存在感です。

そして、この日ならではの光景にも遭遇。台風の接近が予報されていたため、国際通りの街路樹は葉や枝を守るためにネットで覆われていました。

「OMO5沖縄那覇 by 星野リゾート」には、ホテルスタッフおすすめの近隣スポットを紹介するご近所マップに加え、宿泊者がおすすめするスポットを書き込めるコーナーもあります。

そのなかで「あたたかいカフェ」と紹介されていたのが、オールデイ喫茶「HUU’S COFFEE(フーズコーヒー)」。

築約50年の沖縄の住居をフルリノベーションした店内は、アットホームで落ち着いた空間。沖縄らしいゆったりとした時間が流れています。

コーヒーはもちろん、紅茶や軽食も充実していて、朝の一杯から街歩きの休憩まで、さまざまなシーンで立ち寄りたくなる一軒です。

国際通りから徒歩圏内にあり、観光の合間にふらりと立ち寄れるのも魅力。この日はアイスカフェラテをテイクアウトし、那覇の街を散策しながら楽しみました。

「OMO5沖縄那覇 by 星野リゾート」では、客室でゆったりと過ごすのはもちろん、『市場まーさんぽ』を通してホテルの外へ飛び出し、ローカルグルメや沖縄ならではの食文化、街の風景まで満喫できます。
限られた滞在時間でも、暮らすように街を楽しみたい人は、ぜひ宿泊してみてくださいね。
📍OMO5沖縄那覇 by 星野リゾート
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この記事では、ホテル取材ライター・トラベルライターの【岩井なな】が、国内外のホテル&お出かけスポットを現地からレポートしていきます!
Instagramのリール動画ではより雰囲気が伝わるかたちで紹介しているので、ぜひお楽しみください♡

岩井 なな(いわい なな)
年間100以上の宿泊施設を利用するホテルライター。Web・紙媒体問わず幅広く執筆。
東京⇄北陸(富山・金沢)の2拠点生活をする取材ライター・トラベルライターとしても活動する。

得意分野
ホテル
年間100以上のホテルを訪れるホテルライター/インフルエンサー。東京と北陸(富山・金沢)の2拠点生活を送りながら、全国各地を取材。インタビューと、スイーツを美味しそうに撮影することが得意。