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No.292 レナ
【おすすめ本3選】読書初心者でもサクサク読める!~大学生の読書記録~
2026.04.22

こんにちは、non-no大学生エディターズの レナ です🍒
1月の記事でご紹介したWISHLISTで2026年の目標の1つに、『本を月に1冊読む』を掲げました!実はちゃんと遂行しています…!
今回は中間報告として、1月~3月に読んだ3冊をご紹介します。
読んだ本は以下の3冊↓↓↓
- ・『いい子のあくび』
- ・『クスノキの番人』
- ・『コーヒーが冷めないうちに』
この3冊は、読書からしばらく距離を置いていた私でもサクサク読めて、かつ謎解き要素や伏線もあって続きが気になる3冊でした!
次何を読もうか迷ってる読書好きの皆さんや、私のように読書を始めたいけど何よもうかなと思っている方の本選びの参考になると嬉しいです。ぜひ最後までご覧ください!

高瀬隼子『いい子のあくび』
何年か前にノンノの誌面で紹介されていて、読みたい本リストに入れたっきり全く読んでいなかったこの本をついに読みました!(webでは2023年に記事があったので3年放置していた模様…。)
「いい子のあくび」、「お供え」、「末永く」の3つのお話から構成されている1冊。
『社会に適応しながら常に違和感を抱えて生きる人に贈る』という本の見出しに納得のストーリー展開。
特に、メインの「いい子のあくび」は主人公の年齢も近く、歩きスマホという課題も今どきで、少しハラハラしてしまう。
【ネタバレなし】作品紹介!
『いい子のあくび』
周囲への気配が完璧で誰からも好かれる、まさに世渡り上手で「いい子」な主人公・直子。でも本心では人をボロクソに言っていて「いい子」だけが損をする世の中に不満を持っている。例えば、歩きスマホをする人が悪いのに、それを避けてあげるのはいつも歩きスマホをしていない人だったり。物語はそんな直子がながらスマホをする中学生にわざと「ぶつかったる」とこからスタート。結構リアルな展開です。
『お供え』
会社のデスクに置いてあるフィギュアにお供えをすると願いが叶うといううわさが出回る。一体みんなは何をお願いしているのか…。
『末永く』
結婚式が嫌いな主人公。でも、親友の結婚はお祝いしたい。でも式には行きたくない。そんな主人公がとった行動は…?
読んだ感想
『いい子のあくび』の主人公が感じる、女性だと舐められがちだな、とか世の中理不尽なこと多いな、という感情には共感しました。また、自然と人に合わせた反応しちゃうとか、猫被っちゃうとかもあるあるで、とってもリアルだと思いました。その上で、主人公の行動や思考はかなり過激寄りで、読み進めていくうちに何をしでかすのやらと、共感の域を超えてヒヤヒヤしました。
印象的だった内容は、色んな自分の側面に対して、裏と表じゃなくてどっちも自分って言っているシーン。相反する考え方でもどっちも本心だったりすることもあるよな、だからこそ人間関係では難しいこともあるよな、と気付かされました。
どのお話も読後の感想が人によって全然違いそうだと思いました。私の感情としては、「なんかなぁ…」って感じです。上手く言葉にできないやりきれなさみないな感情になりました。
今はあまり共感できない感情もあったけれど、社会に出たりライフステージが変わったりするとまた感じ方も変わるのかな?と思いました。
どのストーリーも最初のタイトルから予想したストーリーと全然印象が違って、びっくりしました!
non-no webでの紹介記事はこちら!
東野圭吾『クスノキの番人』
映画が公開されるということで、原作を読んでみました!
あの有名な東野圭吾さんの小説。映画やドラマになった作品は見たことがあったけれど、ちゃんと原作で読んだことはありませんでした。実際に本を手に取ってみると、思ったよりもボリュームがあり読むのに時間がかかりましたが、登場人物それぞれの複雑なストーリーが全部絡み合って、上手く回収されるのが読んでいて気持ちよかったです。
展開を予想しながら読みたい人や読後のスッキリ感が欲しい人におすすめ!
私は原作のあと映画を見に行ったので2度楽しめました✨
【ネタバレなし】作品紹介!
ある日職を失った主人公・直井玲斗 は、追い詰められた末に盗みを企て逮捕。そんな彼に突然「依頼人の指示に従うなら、釈放する」という弁護士が現れ、条件をのみ無事釈放。
そして依頼人が提示した条件が「クスノキの番人」になること。クスノキの力や祈念に訪れる人は何を念じているのかが分からないまま番人を始めた玲斗が様々な人と出会ってクスノキの謎に迫っていく!クスノキが持つ本当の力とは…?
読んだ感想
それぞれの人の人生が交錯して生まれるストーリーが素敵でめちゃくちゃ良い話でした。
クスノキの力が分かるまでが長くて、なかなか真相にたどり着けないもどかしさがありましたが、クスノキの力が明らかになってからのスピード感がすごかったです。
主人公の成長もあり、謎も明かされ、沢山出てくる登場人物それぞれの抱える悩みや目標もクスノキを介して玲斗が関わり合いながら進展していくというてんこ盛りストーリーでした。
特に、主人公の成長ぶりに感動しました。
映画『クスノキの番人』

原作はボリューミーなので、内容は少し違いましたが、アニメーションならではの演出がすごく素敵でした。特に、クスノキの描写が想像以上に神々しくて感動しました。
映画ならではのスピード感も、背景まで深く描かれている小説もそれぞれの良さがあると感じました!
ちなみに、映画の方には小説には出てこなかったであろう、謎の小動物が度々出てきて、最初戸惑いましたが可愛かったです(笑)。
川口俊和『コーヒーが冷めないうちに』
実は海外の書店で英訳された作品が置かれているところを見てからずっと気になっていました。
国内でも映像化されていて、沢山の人に愛されている作品なんだろうな、と思いつつ読めていなかったので、この機会に読んでみることに!

【ネタバレなし】作品紹介!
喫茶店のある席に座ると過去に戻れる…(けど未来は変わらない!)。しかも制約が多く、誰にでも会えるわけでも、いつでも会えるわけでもない。そして戻れる時間はコーヒーが冷めない間の時間のみ。
その限られた時間で登場人物は誰に会いに行くのか。
恋人、夫婦、姉妹、親子…様々な関係の中で時間を移動して何を話すのか。
読んだ感想
過去に戻ってやり直したい、あの時ああしていれば今頃…と考えることは誰でもあるはず。私も時間が移動できるというファンタジーな設定にワクワクしました。ただしこの物語では時間を移動して、過去の人に出会っても未来が変わらない!!
それで何か変わるのか?とも感じましたが、気持ちの整理をつけたり、ただ会いたいという気持ちを満たしたりと、それぞれの理由がありました。
自然と引き込まれるお話でした。人とのつながりって大事だな、とも家族や友人と一緒に過ごす時間の貴さみたいなものも実感しました。意外と当たり前に毎日一緒にいても話せてないこと、そのままじゃ後悔しそうなこと沢山あるなと。
この物語は喫茶店の中の出来事という制約付きですが、そうじゃなかった場合、もし自分がたった数分だけ過去に戻れるとしたら、いつ、誰に会いたいかなと考えるのも楽しいかも!と思いました。なかなか思いつかないものですが。
さいごに
気になった本はありましたか?
私は久しぶりの読書で習慣化するにはまだまだですが、どれも一度読み始めてみると続きが気になってあっという間に読み進めてしまいました!
寝る前の自由時間を読書に変えることでデジタルデトックスにもなって良かったです。
これからも定期的に読書報告をして、おすすめ本を共有できたらと思います!
最後までご覧いただきありがとうございました!
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